初心者の方へ

オススメのクラシックギター

クラシックギター Aiersi SC01   (子供用580㎜ もあります) 25000円(税込)

クラシックギター Aiersi SC01  (子供用580㎜ もあります) 25000円(税込)

初心者にも最適!均整の取れたフォルムの本格クラシックギターです。
Fernando C8 60000円(税込)

Fernando C8 60000円(税込)

表板がカナディアン シダーの単板の本格派! 単板ですので深みがあり力強い豊かな響きがします。

楽器選びのポイント

①素材で選ぶ

初心者用のギターは1万円程度から購入できますが、ギターは合板で作られた楽器と単板で作られた楽器があります。
合板の方が安いですが音質・音量を重視すると表板が単板で作られている楽器を選ぶことをお勧めします。(裏板は初心者用の楽器は合板でも問題はありません。)
単板の方が音量や音の伸びが優れています。 【キーワードは単板

②体格に合ったサイズに楽器を選ぶ

通常のクラシックギターの弦長は650㎜です。
小柄な方は弦長が640㎜や630㎜の少し小型のギターを選ぶことをお勧めします。
また、輸入楽器などは弦長が660㎜~670㎜の大型の楽器もありますので小柄の方にはおすすめできません。

①素材

【表板】
クラシックギターの表板は主にスプルース(松)とシダー(杉)が使われます。
クラシックギターの素材として一番王道といわれております。
松材に特徴的な「粘り」があり、水分やヤニを多く含んでいるので、長年寝かせて乾燥させる時間が必要です。
抜けの良い伸びやかな音が特長です。
スプルース(松)
スプルース(松)と比較すると、柔らかい材料です。
音は広がりがあり、暖かく柔らかい甘めのトーンが特徴的です。
シダー(杉)
【裏板】
裏板は主にローズウッドが使われますが、音に及ぼす影響は表板ほど大きくありませんので、材質にあまりこだわらなくて良いでしょう。
特に低価格のギターは裏板は合板がほとんどですが問題はありません。
裏板には主にローズウッドが使われます。
ローズウッドは産地によりいろいろな種類がありますが中南米産が良い材料です。
特にブラジル産のものは「ハカランダ」と呼ばれ最高級の材料とされていますが、近年はワシントン条約により輸出入が規制されています。
ローズウッド(紫檀)
裏横板がメープル材のギターが時々見られます。
メープルは色が薄く白っぽいです。
木目はいろいろありますがバーズアイメープルなど美しい木目の楽器があります。
メープル(カエデ)
フラメンコギターによく使用される材料です。
ヒノキの仲間です。
シープレス

②塗装

高級なクラシックギターでよく使われる塗装で、シェラック塗装とも呼ばれます。
原材料は「ラックカイガラムシ」という虫の分泌液です。
漂白することで、茶色から透明なものに変化します。
タンポ塗りすることで薄い塗膜を形成できるので振動を妨げることがないため表板に最もよく使われるニスです。
ただし、水分や湿度に弱いため、高級手工ギターでも肌があたる横裏板には敬遠されることがあります。
セラックニス
元々ラッカーという呼び方はセラックのことを指していましたが、日本ではニトロセルロースを主成分にしたものをラッカーと呼びます。
セラックに比べて柔軟で木材との親和性が良い塗料です。
表板に使われることもありますが、主に高級楽器の裏横板の塗装に使用されます。
名器ハウザー3世もラッカーを採用しています。
ラッカー
ウレタンニスは、ポリウレタン主成分の塗料です。
一度硬化すると変化しにくい性質があります。
透明で光沢もあり、スプレー塗装が容易で量産ギターではよく使われています。
塗膜が強く美しいので一部の高級手工ギターも裏横板はウレタンニス仕上げの楽器があります。
ウレタンニス

③サイズ

弦長(スケール)とはサドルとナット間の長さを指します。
一般的なクラシックギターの弦長は650㎜です。
弦長が650㎜よりも短い楽器をショートスケールギターと言います。
ボディも小さいので、手が小さい方、小柄の方は630mmや640㎜も検討してみてください。
ショートスケールでも音量は十分出ます。
また、子供用には弦長580㎜、520㎜などがありますのでお子様の体の大きさに合わせて適切なサイズを選んでください。
弦長